あなたが聞いた戦時中の笑える話 第2話

http://life5.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1083152164/l50
2ch生活板より。
もう何回紹介したか、そしてどこで紹介したか判らなくなりつつあるけど。

455 :おさかなくわえた名無しさん :04/07/30 20:04 ID:O+HXz98d
では、小学校の頃校長に聞いた話

昭和20年のある日、関東地方全域が艦載機の襲撃を受けた
日本の航空隊も全力で迎え撃ち、関東上空のあちこちで壮絶な大空中戦が行われた
が、うちの町は軍事施設が無かったため大規模な襲撃は受けず、遠くで響く爆発音や機銃音 
飛行機が急旋回する金切り音を聞いたり、上空を通過していく敵味方の編隊を眺めるだけだった

いい加減敵機が引揚げ始めたその日の夕方、当時生徒だった校長は、校庭全面を改造した芋畑で作業していた
すると紛れもない味方戦闘機の爆音が 見れば一機がよろめくようにこっちにやって来る
生徒も先生も大喜びで、全員芋畑の真ん中に集まって手を振りだし 飛行機も上空をぐるぐる旋回しだした

が、飛行機はふらふらと上空から離れていくと、いきなり超低空で学校の隣の農家の畑めがけて突っ込んできた
飛行機はそのままバリバリバリと轟音と共に不時着した
行ってみると操縦席で搭乗員が血まみれになって気絶している 機体全面には無数の弾痕が
先生たちが大慌てて搭乗員を校舎に運び、近隣住民と手厚く看護 そのおかげで搭乗員は息を吹き返した

その搭乗員曰く
「空中戦で被弾して、どうせなら畑や田んぼより広いところに不時着したいと思って、見えた国民学校に来た
 が、校庭でみんなが集まって手を振ってるもんだから危なくて不時着できない 上空で待っていてもどく気配が無い
 そうこうするうちに頭がフラフラしてきて、燃料ももう無い 仕方なく隣の畑に不時着した 
やっぱり畑は狭く、止まりきれず垣根に突っ込んで頭を打った」と

せっかくの好意が仇になった例

456 :おさかなくわえた名無しさん :04/07/30 21:05 id:tMl32qBX
うちのじぃさんの話。

妻と息子を田舎に残し出征。
すぐに終戦を迎えたが、田舎は焼け野原と知る。

「妻と息子は死んじゃったんだろう」と
新たに妻を娶る。

3年程して新妻を連れて田舎に帰る。
「おっ!我が家が焼けずに残ってる。」

家に入ると旧妻とちょっと大きくなった息子、
ちっちゃい子供を抱いた知らない男が団欒中。

どうやら旧妻も「どうせ旦那は死んでるだろう」と
結婚したらしい。
とりあえずその場にいた皆で自己紹介し、
おのおの新家族で暮らしていくことに決定。

間もなく新妻に子供ができた。これがオレの父ちゃん。
旧妻側は付き合いないからわかんないや。

461 :おさかなくわえた名無しさん :04/07/31 00:42 id:WZWBpe3+
母方のばぁさんの話。

当時、女学生、
戦争も激しくなり、一家で山へ避難。
適当な洞窟&小川見つける。

防空壕と飲み水確保!」
ばぁさんのサバイバル生活スタート。

ヘビ出現(猛毒あり)
「あたま踏んじゃえ!!」

鳥発見(天然記念物)
「食っちゃえ!!」

麓に畑(もち他人の)
「盗んでも怒んないよね?」

ばぁさん曰く
「戦争はいけない事だ。しかし、
あの緊張感のある生活をもう一度
味わいたいなぁ〜」

うちのばぁさんは恐ろしく元気です。