そりゃ母親も泣くわ…

http://life9.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1207207695/より。

72 :おさかなくわえた名無しさん:2008/04/13(日) 01:51:31 id:SIX+DIf2
中学生の頃、不幸な境遇に憧れていた。
なので身の回りの不幸と思われるネタを掻き集めてみんなに言い触らしていた。
一通り話した後は、「でも、もう慣れちゃったの。珍しくない事だし、ね」と付け加えるのがお約束。
それだけでは満足できず、文集用に自分の不幸さをこれでもかと書き綴った作文を書いた。
タイトルは「Pieces of me」。文集を読んだ母は泣いた。

家のローンがあと20年残ってることも、屋根裏で鳥と二匹ばかりのネズミが死んでいたことも、
よく下水が逆流することも、欠陥住宅だがしがらみがあって建てた工務店に文句が言えないことも、
兄がぐれて家出していたことも、金がなくて姉が公立高を選ばざるを得なかったことも、
父が尿道結石を患っていたことも、母が二浪して大学に入ったことも、いつも父の悪口を言っていることも、
祖母が有り得ない偏屈婆さんで20年近く父の実家の奥座敷から出て来ないことも、
祖父が悪い人間に騙されて○億ばかり騙し取られたことも、
従姉妹ができ婚してすぐ別れたことも、叔父さんが松本智津夫に似ていることも、
私の顔にほくろが多いことも、毛深いことも、蒙古班がいまだに取れていないことも、
全部書いた。

今でも地元に住んでいます。